平成19年度3月定例会


一般質問

1、談合防止に向けた入札制度の改善について

 問  昨年は、官製談合や入札に絡む汚職事件など、地方行政の信頼を揺るがす年となった。
県では入札制度改革として、一般競争入札の拡大、指名競争入札の廃止という方向性を示
した。
 町でも、町民の信頼を裏切らないために、透明で公平な入札制度が求められていると思う
が以下を問う。

(1)町の入札制度の現状について問う(実施件数、入札区分、入札形式、平均落札率な
ど)
(2)談合問題に対する町の認識について伺う
(3)一般入札制度の拡大について伺う
(4)総合評価落札制度について伺う
(5)内部通報制度の整備、罰則の強化について問う
 答 (町長)
(1)建設工事については、設計額5千万円未満は現場説明会を行わない指名競争入札、5
千万円以上1億5千万円未満は郵送による指名競争入札、1億5千万円以上は、郵送による
一般競争入札となっています。
なお、建設工事に係る設計等の業務委託は、設計額が1千万円未満は現場説明会を行わ
ない指名競争入札、1千万円以上は郵送による指名競争入札としています。
今年度の入札実施件数は2月20日現在、請負金額250万円以上の建設工事及び工事に係
る委託業務を合わせて33件、平均落札率は91.4%です。
(2)入札談合は犯罪行為であり、納税者である町民の利益を損ねるとともに、行政に対す
る町民の信頼を失わせるなど、真に許しがたい行為であると認識しています。
(3)現行制度の見直しは必要不可欠であると考えています。
(4)総合評価落札方式の採用は談合防止に効果があるものと考えています。
(5)談合を行うことが決して得にはならないものであることを明確にさせるためにも非常に有
効な制度であると認識しています。



2、公益通報条例の制定について

 問 (1)企業の相次ぐ不祥事をうけて平成18年4月から公益通報者保護法施行されたが、そ
の後の問い合わせ状況について伺う
※公益通報者保護法・・・公益のために通報を行った労働者に対する解雇等の不利益な
取り扱いを禁止する法律

(2)長年の不正が見抜けず財政再建団体となった夕張市のようにならないためにも、職
員の内部通報だけでなく、より広範囲に情報を受け付け、調査し、通報者を保護するよう
な公益通報条例が必要だと考えるが、町の考えを伺う。
※公益通報条例・・・自浄作用により透明で適法かつ公正な行政運営を図るもの
  (東京都千代田区が初めて採用した。http://www.city.chiyoda.lg.jp/news/release/
20030702/0702.htm)
 答 (1)今のところ問い合わせはありません。
(2)行政運営の監視という点では、監査制度や議会のチェック機能により安定した行政運
営が行われていると考えています。条例制定については慎重に検討する必要があると考
えています。



3、広域行政の進捗状況について

 問 (1)杉戸町、幸手市の消防行政広域化に向けた検討会議の進捗状況は
(2)他の広域行政の検討進捗状況は(ゴミ処理、し尿処理、上下水道、介護保険事務、
学校給食など)
 答 (町長)
幸手市との消防行政の広域化については、現在、総務省の指針にある管内人口規模の
条件(最低でも30万人以上)など、国、県の示す枠組み等の動向を注視している状況で
す。(←つまり休止状態) 
今後は、総務省の指針に基づき件が作成する「消防広域化推進計画」並びに近隣市町
の状況の動きを見据えながら、早期に広域化が実現するよう推進していきます。
次に、他の分野における広域行政の進捗状況については、上下水道などにおいて、事
務レベルでの調査研究が予定されている他は、特に広域行政の動きはない状況です。



4、合併について

 問 (1)平成19年2月16日付けの毎日新聞によると、合併新法の期限内に春日部市、宮代町との合併を目指す意向と表明したとあるが、前回私の質問に対し町長は「今春日部市は合併不調となった自治体とは立場を異にしているから、時間がかかると思われる。ゆえに現時点では、杉戸町と宮代町の隣接する市町へアプローチをしたい」と答弁している。町長の考えに変化があったのか再度伺う。
(2)隣接の幸手市は、歳入に占める借金の割合である実質公債比率が、県内ワースト3位の19.1%となり、18%を超えたため、地方債発行に県の許可が必要な地方債許可団体に転落したが、このことについて町長の見解を伺う。
 答 (町長)
 私の考えは、あくまでも、杉戸町、宮代町また隣接市町との合併を前提に、将来的には、春日部市も含めた30万人以上の中核市を目指すというものです。新聞で掲載された記事は、私の申し上げた内容と微妙に異なるものであります。
 また幸手市については、「対岸の火事」とせず、杉戸町においても引き続き財政の健全化に向け努力していく考えです。さらに合併の相手方としては、まずは、宮代町と協議を進める中で、隣接する市町から参加の意向が示されれば、その時点で、宮代町と協議し、検討したいと考えています。


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