平成15年度12月定例会

12月定例会は11月27日から12月12日まで行われました。町長提出議案は補正予算5件、条例
の改正1件、訴えの提起1件で、すべて可決しました。
また、国保税の引下げを求める請願は、賛成少数のため不採択になりました。


町長提出議案一覧
議案番号           議   案   名              内   容
第70号 平成15年杉戸町一般会計補正予算(第6号) 7128万円の減額補正が行われました。

減額分の主なものは次の通りです。

職員の給与費、及び手当減額分 ▲1億4496万円

議員報酬、議員手当減額分       ▲536万円

保育園運営委託料減額分        ▲757万円

追加分の主なものは次の通りです。

合併協議会負担金追加分          250万円

病後児保育施設整備費補助金       287万円

豊岡地区雨水排除施設工事費追加分 1720万円

橋りょう架替負担金追加分
           金附田橋(倉松川)   1039万円

モデル幼児園用地購入費追加分     3760万円
第71号 平成15年度杉戸町老人保健特別会計補正予算
(第2号)
高額医療費の未申請者に対して、通知するための
費用として56万円を追加するものです。
第72号 平成15年度杉戸町公共下水道事業
特別会計補正予算(第2号)
前年度繰越金5298万円を追加し、同額を
一般会計に戻すものです。
第73号 平成15年度杉戸町水道事業会計補正予算
(第1号)
主に、給与の減額補正及び量水器購入費の減額
などです。
第74号 杉戸町立保育園の設置及び管理条例の
一部を改正する条例
多様化する保育ニーズに応える必要から、保育園の
定員を次のように改めるものです。

内田保育園     60名 →  70名
高野台保育園   80名 → 100名
第75号 平成15年度杉戸町介護保険特別会計補正予算
(第2号)
介護費用適正化特別対策事業に必要な機器の購入
費用として42万円を追加するものです。
以上、賛成多数で可決しました。   



訴えの提起
 大字清地1348番地ほか27筆における違法な大量盛土により、町の下水道である清地第一雨水幹線は
280メートルにわたり破壊されています。
  町はすでにその復旧に関わる費用相当額の損害賠償請求事件の訴えを起こしています。その相手方は3名でした
が、今回新たに関与が明らかになった1名を訴えの相手方として追加するものです。
全員賛成で可決しました。


国民健康保険税の引き下げを求める請願

請願要旨

 杉戸町の国保では、積立基金が3億900万円余り、平成14年度余剰金が3億6600万円あります。
厳しい生活の中から国保税を納めることが困難になっている人もいて、保険税未納のため短期保険証を交付されて
いる人もいます。この基金や余剰金の一部を国保税の引き下げに使うことは有効な使い方であると思い、国保税の
引き下げを請願します。

賛成討論(要約)

 町は基金と繰越金を合わせて約7億2000万円という過去最大の財源を保有しながら、15年度から収入に関わる
税を引き上げました。現在、医療費は予想より下回り、このまま推移すれば15年度も多額の財源を残すこととなりま
す。国保税を引き下げるのは当然です。

反対討論(要約)

 基金の取り崩しや繰越金の予算化などにより、今後このまま予算どおりに推移すると、基金と繰越金を合わせた
保有資金は約3億円程度になると思われます。
 医療費の増や国保税の落ち込みなどにより、3億円以上の財源不足が見込まれ、これらを財源に充当しなけば、
税率を引き上げないと予算編成ができないと思われます。ゆえに国保税の引き上げは困難であると考えます。
賛成少数で不採択となりました。


一般質問(要約)

@番目に、教育改革について3点質問しました。

 【問】
@教職員の社会体験活動について

 最近、テレビや新聞等でよく教職員の不祥事が報じられています。現在、総合学習の一環として、
学生たちはさまざまな場所で社会体験活動をしています。社会体験活動は、人と人とのつながりを学び、
見聞を広め、人の質を高めるものです。そこで、教職員にもある一定期間、社会体験活動をしたらどうか
と思いますが、どのようにお考えでしょうか。

A民間人校長の採用について

 民間人校長採用の意義としては、民間で培った知識や経験あるいは経験能力、さらには人的ネット
ワークなどを生かした学校経営やリーダーシップを発揮し、効率的、組織的かつ柔軟な学校運営が
行われることがあります。また、個性や特色ある教育活動の展開や地域に開かれた学校づくりが期待
できます。民間人校長の採用についてどのようにお考えでしょうか。

B二学期制の導入について

 昨年度からの完全週5日制の実施にともない、従来の3学期制を改め、年間授業日数を変えない
前期・後期の2学期制を導入する公立小中学校が増えてきています。2学期制への転換で、始業式や
終業式およびその準備期間が短縮され、現場にゆとりが生まれ、児童・生徒により細かい指導が
行われるものと考えます。小中学校における2学期制の導入についてどのようにお考えでしょうか。
 【答】
《教育長 答弁》 

@ 教員には、豊かな人間性や専門的な知識とともに、学校経営への参画意識や時代の変化に対応
できる広い視野が必要であり、中央教育審議会答申や彩の国教育改革会議の提言の中で、民間企業
や社会教育施設、社会福祉施設等での体験的な研修の必要性が述べられています。
 このような状況を踏まえ、初任者研修では、杉戸町保健センターや高野台保育園での異業種体験研修
を、5年次研修では「社会貢献活動体験研修」として、学校外で3日間の福祉や環境保護、社会教育活動
に関する内容についての体験研修に参加しました。
 子供が学校に来ない夏休み等でも、教員は年間指導計画や評価方法の見直し、教材研究等があり、
全教員を対象とした長期にわたる体験研修の実施は難しいと考えますが、学校独自でのこのような研修
の取り組みや主体的な研修には、積極的な支援をしていきたいと考えています。
 
A 校長は教育に関する理解や見識を有し、地域や学校の状況・課題を的確に把握しながら、リーダー
シップを発揮するとともに、職員の意欲を引き出し、関係機関等との連携・折衝を適切に行うなどの学校
運営を行うことができる資質が求められています。つまり、子供や教員の実態や教育現場を知ってこそ
細かいことに配慮しながらの学校経営が可能と考えます。
 町教育委員会としては、現時点では小中学校への民間人校長の導入には、もう少し多県等での研究を
待つ必要があると考えます。

B 町教育委員会では、管理規則を改正し、学校の主体性に応じて2学期制の導入が図れるように
しました。これを受けて杉戸中学校では、特色ある学校づくり推進事業の1つとして、来年度から2学期制
を先進的に導入する計画です。
 教育委員会としては今後は、杉戸中学校での実践の成果や課題を踏まえ、各小中学校の実態に応じ
ながら、他校での導入についても、指導・助言をしていきたいと考えています。



A番目に、介護予防とコミュニケーション作りの一環として「健康マージャン」に取り組めないか質問しました。

 【問】  今、「賭けない、吸わない、飲まない」の「健康マージャン」が全国的に高齢者の中で流行っています。
その効果は、指を使う、頭を使う、ストレス解消があります。また若者からお年寄りまで参加すれば、
世代間のコミュニケーション作りにもなります。
 現在、この健康マージャンを施策に取り入れる自治体が増え、どこも登録待ちが出るほどの人気に
なっています。町でも取り組めないか、お伺いします。
 【答】  マージャンは年齢性別を問わず行われているもので、「賭けない、吸わない、飲まない」を厳守する
健康マージャンは、ボケ防止の頭の体操として見直され、普及しつつあります。
 また高齢者の生きがいづくり、介護予防の観点から、近年、健康マージャンを取り入れる自治体が
出てきています。
 今後、当町でも高齢者生きがい講座を視野に、先進市町の状況を十分調査し取り組めるかどうか、
検討していきます。

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