平成17年度3月定例会

3月定例会は、2月25日から3月22日の会期で行われました。
一般会計は国からの補助金・地方交付税の見直しが引き続き行われる中、
聖域なき改革に取り組み、総額110億円、前年度対比10.8%減の緊縮予算となりました。

主な新規事業

【福祉】
 心身障害者地域デイケア施設運営事業     1675万2千円
 泉学童保育所移設(泉小学校内)工事       403万7千円

【教育】
 (仮称)生涯学習センター運営管理事業     3747万8千円
 (仮称)生涯学習センターPFI事業       1億233万7千円
 国体記念運動広場維持管理事業          465万4千円

【土木】
 古利根川親水施設整備事業               511万円
 橋りょう新設改良事業(金附田橋、倉松川)   5612万1千円
 杉戸幸手栗橋線整備事業                 200万円

【消防】
 救急車搭載備品購入(自動体外式除細動器)   149万5千円


爽風会代表質問(要約)


1、若者に魅力あるまちづくりについて

    町の施政方針をお聞きする中で、ひとつだけ残念なことがあります。
 それは、高齢者、障害者対策には積極的姿勢を打ち出しておりますが、若者に魅力ある
まちづくりについて具体的にはなんら触れられていないことです。
 政治の大きな役目の1つは「次世代を担う人を育てること」であると思います。このまま若
者の政治参加、そして投票率が低下していけば、投票に必ず行くという高齢者の方や企
業団体ばかりに多くの政治家が顔を向けてしまい政治・政策がどんどん歪んでしまいま
す。 加えて政界への人材供給が二世、三世に偏ってしまい政治の場が硬直化していって
しまいます。
 このような状況を町長はどう思うか、また今後若者に関心を高め、理解を深めてもらうた
めに何ができるか、お伺いします。
   (町長)
 若者の政治離れ、投票率の低下は大変憂えるべきことと考えております。
そこで、まず地域を支える人づくり、地域や行政に参加しようという意識、意欲の醸成が
必要条件ではなかろうかと考えております。人づくりこそ地域の力となり、次世代を次代に
誇れるまちづくりになるものと考えております。私としましては、地域での会合、イベントの
場などで若者たちと触れ合うあらゆる機会をとらえ、意見交換など行政への関心、理解を
促してまいりたいと考えております。


2、フィルムコミッションについて

    フィルムコミッションとは映画、テレビドラマ、コマCMなどの撮影を誘致することによ
り、地域の活性化を図ろうとする取り組みであります。県の「彩の国ロケーションサービ
ス」をはじめ、それぞれの自治体や商工会、観光協会及びNPOなどにより、フィルムコ
ミッションが設立されています。その目的はイメージアップはもとより、情報発信、観光
振興及び経済効果の促進のほかに、我がまちの意識の醸成や郷土愛の育成、エキス
トラやボランティアを通じての町民参加の期待などが上げられます。
 具体的な活動としては、映画などの制作会社へのロケーションセールス等の誘致 活
動、情報提供や各種相談窓口業務、警察署や消防署等、関係機関との連携、さらにボ
ランティアやエキストラの募集などの業務が考えられます。
 県内での具体例を挙げますと、映画では寺尾聡主演の「半落ち」が埼玉県本庁舎、T
Vドラマでは深田恭子主演の「南くんの恋人」が白岡高校、CMでは松嶋菜々子主演の
「キリンビバレッジ・生茶」が幸手市栄第一小学校などです。また、ロケに使われた場所
として宮代町の東武動物公園が最近ではTBSドラマ「H2」、auの携帯CM、さらにわ
が町でも、妻夫木聡主演の映画「ジョゼと虎と魚たち」にアグリパークが使われていまし
た。
 国土交通省が実施した各フィルムコミッションへのアンケートでも 、観光資源、情報発
信効果、地域活性化などの点で効果があったとする結果も出ています。
町のイメージアップ、経済効果に最適だと思われる、このフィルムコミッションに対する
町の認識及び設立の可能性についてお伺いします。
  答 (産業課長)
 杉戸町では、「彩の国ロケーションサービス」に16箇所のロケ地を登録しており、実際
に映画やCM撮影でアグリパークゆめすぎとにて2回ほど使われています。また、登録
されている以外でも、町内には景観が優れた景勝地が多数ありますので、積極的にP
Rをし、ロケ地として使用していただきたいと思っています。
県をはじめ広域的な登録制度があることから、今後もこのような制度を積極的に活用し
ていきます。


3.手軽なスポーツであるフットサル場の整備について

    フットサルとは、簡単に言えば5人制のミニサッカーで、年齢や性別に関係なく幅広い層
に人気があるスポーツです。サッカーは68m×105mに対しフットサルは約20m×40mとコ
ンパクトで場所も取らないというメリットもあります。しかしながら、近場に専用施設がない、
民間運営だと利用料金が高い、人気があるため平日の夜、土日は予約で一杯である、と
いった問題点があります。
 また、町では一部体育館など開放しているようですが専用ゴールがない、ラインがないな
ど不便もあります。 
 そこで、この全国的に人気の高い手軽なスポーツであるフットサルについての認識及び
既存施設の利用状況、今後の整備についてお伺いします。
   (社会教育課長)
 フットサルは、2002年のワールドカップ以降、ここ数年人気が高まっているスポーツで、
『いつでも、どこでも、だれでも』年齢や性別に関係なく、楽しく手軽に出来るスポーツと認
識しています。
 町内の屋内施設で、フットサルが利用できる施設としては、有料でありますが、深輪産業
団地地区センターの体育館があります。
今後、教育委員会としては社会体育施設の構造上の問題も含め、利用可能かどうか検討
いたします。

   
4.古利根川親水施設整備について

    古利根川流灯祭りは近年、多くの観光客が足を運ぶようになり、「訪ねて見たい!21世
紀に残す日本の風景遺産100選」に選ばれるなど、町の一大イベントとなりました。 しか
し、観光客が増えるにつれ、川沿いの道が狭く、身動きが取れなくなるなど問題点も出てく
るようなりました。
 そこで、さらなる集客促進と問題解決の一環として、親水施設が計画され、今年度予算
でも551万円が工事費負担金として計上されていますが、ここで改めて施設の概要と見込
み総費用、県との負担割合についてお伺いします。
   (建設経済調整幹)
古利根川の水辺空間を整備し、併せて「流灯まつり」の会場にふさわしい環境とするた
め、県により親水階段護岸や遊歩道を整備します。
 工事区間は、古川橋から清地橋の約750mの左右岸を対象とし、平成17年度に着工し、
今年の「流灯まつり」までに一部供用できる予定です。なお、概算の総事業費は2億円とな
ります。また負担割合は県が68%、当町が15%、宮代町が17%と見込んでいます。


5、職員の「手当」について

     ご存知のように連日マスコミでは公務員の民間とはかけ離れた厚遇の「手当」を取り上
げ、問題になっています。そこでお伺いします。職員の手当総額、職員一人当たりの手当
額、手当の内訳、また近隣の町と比べてどうか、明らかにしてください。
  答 (総務課長)
平成17年度一般会計、一般職員手当の総額は、10億762万1千円で、前年度比5688万6千
円減、マイナス5.3%です。職員一人当たりの手当の合計は、年間約240万5千円です。手
当予算の内訳は、管理職手当4687万7千円、扶養手当5454万円、町政手当8794万3千
円、住居手当1969万4千円、通勤手当2039万7千円、特殊勤務手当4万2千円、時間外勤
務手当5768万6千円、休日勤務手当1709万6千円、夜間勤務手当351万9千円、日直手当
112万6千円、管理職員特別勤務手当24万円、期末手当4億7715万6千円、勤勉手当2億
2130万5千円となっています。
 近隣との比較ですが、各市町ともおおむね同様です。当町では、調整手当を段階的に引
き下げ8%から5%まで引き下げました。また特殊勤務手当の支給職員割合は13.6%で、県
平均を下回っています。今回、消防特殊勤務手当の廃止を行うことで、恒常的に支出する
手当は塵芥収集手当のみとなりました。
今後も引き続き、町の税政状況、社会情勢等を見極めながら適正な手当維持に努めます。



 
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